「冬の日の編みもの」の訂正の多さはすごいとは知っていたけれど、まさか自分がしっかりとその罠にひっかかるとは思ってもいませんでした。
7割ほど編みゴールが見えたところで、泣く泣く毛糸玉に戻した私の悲劇の物語です。
冬の日の編みものの訂正箇所
三國万里子さんの本です。
でもって文化出版局さんの訂正ページはこちら。
このページをグイグイ下にスクロールしていくと「冬の日の編みもの」の訂正までたどり着きます。
・クラシカルアランセーター
・黒と白のカーディガン
・ケーブルのドルマンセーター
・ヘラジカのミトン
・ガチョウのミトン
・モヘアのトリニティカーディガン
以上6点の編み図に訂正があります。(多い)
ケーブルのドルマンセーターの悲劇
忙しい中クリスマスに向けて細々と1か月くらいかけてここまで編み進めていました。
7割くらい編んでおります。
なぜか・・・なぜかここで・・・・
「あれ??この本って訂正が多いのではないか?」
とふと思ってしまったわけですよ。
で気になって調べたのですよ。
結果は、このセーターの要の部分「ケーブル」部分に大きな訂正がある事が判明。
血の気がスーッと消え、とりあえず訂正を見なかったことにしてみました。
うん。知らなかったら完成させていたドルマンセーターなのです。
でもね、一晩考えてほどきました。
編み物って結局自己満足なんです。
自分の好きなデザインを自分の好きな毛糸で楽しんで編んで、身に着けて楽しむ。
毛糸は高価なので、長い間着用できるセーターを吟味して楽しんで編むのです。
だからケーブル部分がおかしいセーターを完成させて着ていてもちっとも満足できないのです。
だから泣く泣くほどいて毛糸玉に戻しましたよ。
一玉がこんなに大きい毛糸玉が3つ。
ケーブルのドルマンセーターの訂正箇所
さて問題のケーブル模様の訂正はどこだったのか見てみましょう。
訂正前のケーブル模様
訂正後のケーブル模様
わかりますか?
訂正後は上下上下と交互に絡み合っているのに、訂正前のケーブル模様は上上と絡み合っていないので、ほどけているように見えます。
並べてみたらわかるかな?
訂正前 訂正後
あきらかに訂正後の方がきれいですね。
ってかさぁ・・・こんな重要な間違いのまま出版しないでよ・・・って話ですよね。
私の持っているのは第1版だから、現在出版している本は訂正してあるのかもしれません。
「冬の日の編みもの」の作品を編む方は、
・クラシカルアランセーター
・黒と白のカーディガン
・ケーブルのドルマンセーター
・ヘラジカのミトン
・ガチョウのミトン
・モヘアのトリニティカーディガン
の6点には十分注意して、HPを確認して編み始めましょう。
さて私はこれをクリスマスまでに完成させることができるのでしょうか。。。
頑張ります。