子どもが観て楽しめるのか 私が思うところを書いてみます。
映画「真田十勇士」について
だいたいの感想は前回書かせてもらったこちらを参考にしてください。
子どもが楽しめるところとして、まず
アクションシーンや殺陣がかっこいい。
おお!!!忍者!!!!とおもわせるかっこよさです。
真田丸での戦いシーンは、あの丸い斜面の外堀を使って こうやって相手を攻撃してたかもしれないなぁ すごいなぁ と思わせてくれます。
歴史は不得意な私なので、おーこういう風に戦っていたのか ためになったな と一人感心していました。
本当はどうやって戦っていたのか わかりませんが、単純にかっこいいです。
面白い場面もたくさんあります。
面白いといっても映画館の中でゲラゲラ笑っている人はいませんでしたが、
コメディー満載で面白くて飽きません。
そんな中でテンポよくお話は進んでいきます。
テンポが良すぎて、一人一人の人物像はよくわからないままの所が少し残念でしたが。
さて私なりにいろいろな子どもバージョンで「真田十勇士」が楽しめるかどうか
勝手に考えてみました。
本当に勝手に考えたので、参考程度に(笑)
○まったく歴史がしらない子ども
徳川が~とか豊臣が~とか ほかにも何とかさんが~とか出てきます。
歴史不得意の私は「聞いたことある名前!でも誰???」でしたが、アクション
や忍者っぽさ コメディなかんじでお話は楽しく進んでいくので、
一つのお話しとしては歴史を知らずとも十分楽しめるのではないでしょうか?
十勇士の個性が浮き立ってこないので、それぞれのキャラクターについて知ることは
できませんでしたが。
○真田十勇士について 詳しく知りたい子ども
これは私の子どもが言っていましたが
「十勇士を知りたいのなら、あの映画では無理だよ」だそうです。
私も確かにそうだと思います。
それぞれの人物の特徴などは全く分かりませんでした。
真田十勇士についてしりたいのならば、本をみたらいいよ と子どもがこれを紹介し
てくれました。
○歴史が大好きな子ども
歴史の流れもわかっている、真田十勇士もわかっている という子はもちろん楽し
めます。
ほら貝が吹けば気持ちが沸き立ち、旗印が並べば興奮してました。
あのシーン・このシーン おもしろかった!すごかった!と映画の後も話してくれま
す。
「歴史的には多少違うところがあるんだけどね」となにやら熱く語っていましたが、
だいたい歴史というものは「諸説あり」らしく それはそれでいいんじゃないかな?
私は気になったけどね だそうです。
○怖いのがきらいな子ども
血しぶきがとびます。 口から血をたらしながら絶命していきます。
斬首シーンもあり、首が血しぶきとともに飛び去ります。
太い杭に体がつきささります。
合戦なので、そりゃそうでしょうかね。
映画ですから、そりゃ派手にするでしょうね。
夢に出てきちゃうよぉ、一人で寝れないよぅ、怖いのいやだよぅ のお子様は避けた
ほうがいいかもしれません。
それでも勇気を出していくならば、そういうシーンもあるからね と伝えておくほう
がいいと思います。
グロテスクに死んでいくというほどではないので、がんばれるかもしれません。
○ラブシーンとかあるの? 親的に見てどう?
淀殿と真田幸村のラブシーン??があります。
ラブシーンというほどでもなく、淀殿が幸村にしなだれかかり、懐に手をすっと入れ
るくらいですが。
そして「こんなに好きなのに 2回も誘っているのに なんで抱いてくれないの?」
的なことを言いますが、「お慕い」やら「好いて」やら「抱いてくださらぬ」など
言っているので、小さい子だったら何言ってるの??わからないな で終わります。
親的には ちょっと!この二人今からなにかはじまるのか? とソワソワするかもし
れませんが、たいしたことはなかったです。
子どもと観に行くなら 楽しめるのか?をいろいろな子どもを想定して勝手に書いてみました。
感想はそれぞれだと思うので、お子様がみたいよう!というなら観てみるのもいいかもしれませんね。